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「仮面ライダー1971-1973」無事に発売になりました [仕事]

土日にすでに店頭に並んでいたので、今更な感じのエントリですが……

皆様の応援のお陰で、無事に「仮面ライダー1971-1973」、発売となりました。ありがとうございます。心からお礼を申し上げます。

それで考えたのですが、もしもなにか感想がありましたら、このエントリにコメントをつける形でお願いします。ここのコメント欄については完全ネタバレOKということで。以上、よろしくお願いします。
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コメント 47

砥石

『仮面ライダー1971-1973』読みました。
お恥ずかしいことですが、個別に出たときは見てませんでした。

好きだった、作品のリメイクと言うのがなんか嫌だったのです。
しかし、それがつまらない食わず嫌いだったと、よく分かりました。
面白かったところは多々あるのですが、何にしても言いたいのは、「良くぞ仮面ライダーの精神を描いてくれた」と言うことです。

今の世の中、昔みたいな正義の味方は、描きにくくなっています。
ライダーシリーズも試行錯誤を重ねた結果、仮面ライダーらしくない、と思える演出もありました。(でも、そういう作品も好きなんですよ。好きなんですけどね・・・)

それを、「人間を守るために戦う」という理念で戦う設定はジーンと来ました。
「仮面ライダーは人間の自由のために戦うのだ」
それこそ、仮面ライダーですよ。
面白かったです、すごく。
エピローグを読み終わった後は、頭の中で「ロンリー仮面ライダー」がずっ─と鳴ってました。

このたび、和智正喜先生を知り、遅ばせながら、他の作品も読ませていただきます。
これからも、面白い話をよろしくお願いします。
by 砥石 (2009-02-18 23:25) 

とだゆーや

昨晩一気に読ませていただきました。

第一部、第二部は既読でしたが、それでも心が震えました。
1-4「仮面ライダー」の章は目頭が熱くなりました。

そして、完結編である第三部。

熱かったです。

ショッカーの目的を知っても、自分がひとではないものになってしまうことを知っても、それでも、揺るがない本郷に、憧れます。

その熱は24時間たった今も全くさめることはありません。

今、このタイミングで、この小説と出会えたことは、僕にとってとても大きな意味を持つことになるかもしれません。

僕も彼のように、与えられた人生を全うするために、戦いたいと思います。

素晴らしい作品を、本当に、ありがとうございました。
by とだゆーや (2009-02-19 01:35) 

wachim

砥石様
ご感想ありがとうございます。
>好きだった、作品のリメイクと言うのがなんか嫌だったのです。
そのお気持ちはよくわかります。
僕も他の人が書いていたら、手に取っていたかどうかわかりません(笑)。「仮面ライダー」の小説は他にもありますが、今回のようにいわゆる1号に絞ったものは他にないので、今となってはその素材で別の方が書いたものを読んでみたいとは思いますけれど。

>今の世の中、昔みたいな正義の味方は、描きにくくなっています。
それは本当にそう思います。最初に「1971」を書く時の大きな決断が70年代を舞台にすることで、うまく表現できるかどうかわからないので悩んだのですが、一種の時代劇としてしまった方がいろいろなことをストレートに書けると思い、現状の形を選択した次第です。
もしも機会がありましたら、他の作品も是非、手にとって頂けたらと思います。

とだゆーや様
第三部については新キャラクターや、終わらせ方含め、いろいろ冒険したので、受け入れて頂けるかどうか、正直不安でした。
少なくとも、とださんにとってはそんなに悪いものでなかったようで(笑)ほっとしています。
by wachim (2009-02-19 02:57) 

qaz

一気に読んで・・「あぁ面白かった」また読んじゃおう・・って文章のパクリはイケマセンね・・でも本当にその繰り返しです。まさか、また巡り合えるとは思ってもいませんでした(失礼!)
偶然、職場近くの小さな書店で手に取った「誕生」、そのあと職場も変わり、また別の書店で見つけた「希望」・・。
今回はキチンと注文しましたけど(笑)
でも正直読むのが怖かったのも事実です、時間が経過した中で創られた「1973」・・「希望」を上稿された当時のプロット等はあったと思いますが、当時の「スタイル」と言うのでしょうか「ライブ感」?が微妙に違ってしまって、何か別の作品になってしまっていたらどうしようかと・・。
まぁそんな心配は全く!要らなかったんですけどね!!!
前作に増してマニアックな設定の数々「強化服・プロトタイプ」や、新組織の組み込ませ方などホント「やられた!!」って感じでニヤニヤ。
ストーリーの中でも細かな前作とのリンクが貼られ、一郎、二郎の「どこぞの料亭談義」から見え隠れするお互いの関係や「誕生」でのハヤトとの会話のアンサートークが「流星」でのルリコとの会話にあったり(思い込みでしたら失礼)とあの厚い本(!)がより緻密に厚く(熱く?)感じてしまいました。

あぁ面白かった。
また読んじゃおう。

by qaz (2009-02-20 10:41) 

wachim

qaz様へ

ご感想ありがとうございます。

ご存じかと思いますが、「1971」でハヤトと対決した際、本郷用の強化服は破損して、以降、彼はハヤトの強化服を着ています。
実は最初、本文中でも、本郷用とは違い、側面に白いラインが入った強化服、つまり、2号のスーツとして描写しようとしたのですが、文章でやってもあまり面白みがないと判断し、取りやめてしまいました。
「強化服」のネタはそれからずっと考えていて、「1973」ではストロンガーまでのスーツを次から次へととっひかひっかえして戦う……をやろうと思っていたのですが、そんな雰囲気のプロットでもなく(笑)、また、実際のお話に組み込むには少々無理があったので泣く泣く諦めました。
ただせっかく考えたので、あのシーンに使ったのですが、説明だけで活躍なしかよ! と怒られるのではないかと、冷や冷やしていました。一応、(詳細な描写はしていないですが)最後の最後に出てくる最新型強化服のネタふりにはなっているのですが……

by wachim (2009-02-20 13:08) 

桜島ばった

たった今、読み終わりました。
さてどこから話をすればよいのやら…

長編&ライダーに対する思い入れetc...
複雑なので思いついたことを思いついたときに書き綴ります。

自分の中で…和智様の小説は大変読みやすく、間違いなく今まで見たどのライダー作品(TVや漫画、他小説を含めて)の中で最高傑作です。
これは間違いありません。

その私の気持ちを念頭においていただいた上で、ケチな「ツッコミ」をお許しください。

ずばり、1973「流星」は引っかかりました。
和智様のなぞらう意図があったのかなかったのか…真意は分かりかねますが「仮面ライダーアギト」を感じました。

超能力を有する子供たち「芽」それを襲う蟻怪人、GODすなわち「神」との対峙。

拙い言葉で恐縮ですが…
「石ノ森」の世界観をライダーで具現化する。
仮面ライダーアギトという作品で掲げられたテーマでした。

それ故、1971、1972では正常に再生されていた本郷や旧1号の映像、しかし1973ではたまにアギトの映像が流れてきました。
特に本郷と同じ顔の「彼」とのやりとりは完全にアギトワールドになっていました。

そもそもライダーの根底を作品化するには避けては通れない「石ノ森」テイスト。他作品と重なる部分が出てきてしまうのは無理もない話で、僕がアギトを見ていなければ…旧1号で再生されていたはず。
あとは「GOD」や「アポロ」の存在。Xライダーの怪人や組織名が入ってきたことでちょっと困惑しました。作品の世界観にピッタリな組織名なのでパズルのピースとしては適当なのですが、これもいかんせん(汗)

あとは女性の名前、美崎百合子、亮子、希莉子。
漢字は違えどXやストロンガーに出演されたヒロインの役名なので、頭の中でその女優さん達が活躍してくれました(笑)
しかし、これも困惑してしまう原因になったりで…

と、引っかかったのは以上の点です。
これは仮面ライダーが本郷一人の[if]世界。
そうすると後々そういう人たちと関わったり、そういう組織と戦ったりもあるよね~と考えると納得する部分もあり、ちと残念な部分も。

1971と1972で旧1号の世界感を持たせつつG素体登場等ゲルショッカーの演出までは許容内(というより至高)でしたが、1973は自分の器の小ささ(旧1号の固定概念…的確な言い方が見つかりません)と既存の作品に触れすぎていたことが要因となって多少オーバーヒートしてしまいました。

サイクロン13に跨る2009の「仮面ライダー」。
ここで「13」という数字と明確に本郷猛という名前を出さない部分は思わずニヤリ。
もしかしたら本郷かもしれないし、それは新しい仮面ライダーに変身する誰かなのかもしれない。(想像を掻き立ててくれる、こういう演出は大好きです。)
でも2009に仮面ライダーは確かにいる!!その事実で締めくくられた1973。素晴らしい幕の引き方に脱帽しました。

う~ん、まだまだ語りたい部分は山ほどあるのですが…言葉になりません。もう一度読み直します。
無粋な「ツッコミ」の数々、失礼しました。
by 桜島ばった (2009-02-20 17:57) 

SGA屋伍一

何年か前にちょこちょこお邪魔してた者です

昨日本屋で『1971-1973』を見つけて狂喜いたしました
マジメな話、『1971誕生』と『1972希望』は21世紀になってから刊行された小説の中で、最も好きな小説であります
仮面ライダーはもちろん好きですが、ライダーである以前に、「物語」として好きな作品のです

これからじっくり読ませていただきます
by SGA屋伍一 (2009-02-20 18:55) 

wachim

桜島バッタさまへ

以前、BBSに書き込みして頂いた方でしょうか(同名の別人の方でしたらごめんなさい)。

なぞるつもりはなかったのですが、「アギト」については読み直して僕も「あー、これはちょっと『アギト』かも」とは思いました。
人類の行く末を巡る物語と「仮面ライダー」(石ノ森作品)ということで、そこは致し方ないかと(自分としては)納得しました。

また、本来は本郷ライダーの世界観にない要素の追加については、桜島ばったさんのような受け止められ方も、それはそれで当然だと思います。
ちなみに「1973」を書くにあたって念頭にあったのは、テレビ版からまだ拾っていないネタ……つまり、「少年ライダー隊」と「ライダーガールズ」をやっておかないと、ということで。そのあたりがいろいろ転がって、超能力者を助ける→新人類と真人類の対決という具合に膨れていった次第です。

蛇足ですが、最後のアレが誰なのか、本郷そのひとなのか、別の誰かなのか、それは読者の方、ひとりひとりの感性にお任せする部分なのですが、僕としてはわざわざ「おまえ」と書いているように、小説を読まれた方がイコール……なんだと考えています。

by wachim (2009-02-20 19:04) 

wachim

SGA屋伍一様

ご購入ありがとうございました。
今となっては手遅れ……かもしれませんが、このエントリのコメントは基本、ネタバレありなので、他の方のコメントや僕の返事は見ないでくださいねー。
by wachim (2009-02-20 19:21) 

桜島ばった

和智様

以前、BBSに書き込みをした桜島ばったです。
ご返信ありがとうございます。
文才のかけらもない私がプロの方に失礼な話です。
誠に恐縮です(汗)まるで「大使」に脅かされた御子柴のような(笑)

話は逸れますが僕は御子柴という男、絶妙に好きだったりします。
この物語の出演者の中で一番自分に近いので、すごく共感できました(笑)

>人類の行く末を巡る物語と「仮面ライダー」(石ノ森作品)ということで、そこは致し方ないかと(自分としては)納得しました。

そうですね、石ノ森先生を始めとしたライダー作品に携わる方がそこに行き着くのはやはりライダーを研究し尽くして至る結論なんだな~と感慨深い思いもありました。逆にこれの斜め上に行こうとすると…変ですものね。

>テレビ版からまだ拾っていないネタ……
なるほど!確かに仮面ライダーの要素の一つをすっかり忘れておりました。

>小説を読まれた方がイコール……
後ろに楠木美代子が!!という冗談はさておき(笑)
そういう見方はありませんでしたので急いでエピローグを読み直し、感慨にふけらせていただきました。これまた深いです…

普段抱いている個人的な意見ですが、仮面ライダーという作品においてもっとも難しいのは最終回だと思います。

ショッカー殲滅→改造人間バッタ男は新たな脅威!
ライダー死す→読者「え~!!」
どっちが勝っても「!?」なんです。
仮面ライダーの使命を残すこと…
僕自身も1号の場合は戦い続ける…が正解だと思います。

どう決着するのか…ドキドキして読み進めましたが、「ショッカー」のあり方、エピローグのライダーの活躍がほんとうに最高の「仮面ライダー」でした☆

P.S
個人的な余談話ですが、学部時代、石渡の狙った若いカップルの新宿デートコースを意識せず、当時の彼女と辿っていた自分に驚き!その後首を切られることもありませんでした(笑)
1971の事は覚えていたつもりでしたが、読み返してみると不思議な発見がありました。
by 桜島ばった (2009-02-20 20:31) 

yaskazu

しまった、まだ「希望」の料亭の下り辺りまでしか読んでないのに、ここ見ちゃったよ(笑)
もう全部読み終えてる人がいるとは・・・(^^;

とは言え、実は最初に巻末のエピローグを先に読んでしまうという禁忌を犯しちゃったんで、なんともはやではあるんですが(苦笑)
三連タイーフーンなる一節を見て、ソレもしかして仮面は触覚の代わりに扇状に開く角とかついてるのかなとか、ネタ的に考えてたんですが・・・そうか、そうなのですかぁ。

その辺りも含め、楽しみながらまた読み進めたいと思います(^^)
by yaskazu (2009-02-20 21:02) 

ねこぞう

今日このサイトを見つけました。書き込みさせていただきます。
そうか、もう2巻が出てから6年もたっていたんですね・・・。
本屋さんで1971-1973を見つけたときは狂喜しました。
本郷猛が最後まで「仮面ライダー」である終わり方が本当にうれしかったです。
きっと彼はラストシーンに至る前に「真獣」を擁する"GEDON"や「真人類」部隊を有する"DELZER"などと戦い続けたのだろうと夢想しながら読み終えました。
本当に楽しい作品をありがとうございました。

by ねこぞう (2009-02-20 22:43) 

wachim

桜島ばった様
>個人的な余談話ですが、学部時代、石渡の狙った若いカップルの新宿デートコースを意識せず、当時の彼女と辿っていた自分に驚き!その後首を切られることもありませんでした(笑)

それは殺されずになにより……で(笑)。
ちなみに、やはり現在の話ではないので、1971年そのものの記憶はないにしても、近い年代に覚えがあるとか、想像できるような、つまりは土地鑑があるところをどうしても舞台に使ってしまいます。

yasukazu様
>とは言え、実は最初に巻末のエピローグを先に読んでしまうという禁忌を犯しちゃったんで、なんともはやではあるんですが(苦笑)
それはよくない(笑)

ねこぞう様
デルザーはしかたないとしても、今回、ゲドンが抜けたというか使えなかったのは実に残念でした。
ねこぞうさんのアイデアのように、確かに「人」ではなく「獣」方向からなにかを探っていく一派がいてもおかしくないですよね。
by wachim (2009-02-21 00:45) 

御子柴さんが青森の名前を出した時、絶対新郷村が出てくると思ってた1ファン

こんにちは、1971-1973読ませていただきました。
2巻が出てから6年もたつんですね、時が流れるのは早いものです。

1971で初めて仮面ライダーを知り(新参も新参)、興味を持って初代ライダーを見始め、時間の合間を見てシリーズを制覇し……。
今では立派なライダースキー。
ウェブ上で、古参ライダーファンの人の話などを聞いていると、我ながら色々なスタートがあるものだなと思います。

そして今ここに原点に戻ることが出来ました。
読者として、一ライダーファンとして良い旅をさせてもらったと感謝しています。
完結お疲れ様でした、もう続刊が無いというのは残念でなりませんが、そう上手く行かないのが人生(笑
また別の媒介の小説・ゲームなどで和智さんの作品と出会えることを楽しみにしています。

追記
僕の中で超能力者というと「サイコキネシステレパシー」。
なので、最後の対決の時はバビル二世のテーマが鳴り響きました、なんか雰囲気的に台無しだw
by 御子柴さんが青森の名前を出した時、絶対新郷村が出てくると思ってた1ファン (2009-02-21 15:51) 

wachim

御子柴さんが青森の名前を出した時、絶対新郷村が出てくると思ってた1ファン様へ

ご感想ありがとうございます。
えー、お名前の通りですね。はっきり書いてはいませんが、〈彼〉の居場所を青森にしたのは、基本、そういう意味です。あと、狭い日本ではさすがに前人未踏の地というのはそうそうなく、そういう意味で白神という設定が都合よかったこともあります。
それにしても、「1971」から「ライダー」に入られるというのは、確かにかなりレアケースかと思いますが、大変名誉なこと思います。
by wachim (2009-02-21 18:04) 

やずみ

 先程読了しました。

 おもしろかったです。不満があるとしたら、そうですね──短い! 短すぎる! 第三部、もう少し長くてもよかったんじゃないですかー。いやもう第三部だけ二冊分、前後編にして結果四部作並の長さでもよかったくらいに。いやいや、やはりもう一話分間に挟んで全四部作くらいにしても……ああもうなんというか、アポロとの対決がある意味あっけなく終わってしまって残念で残念で……。

 最終話としては申し分ない話だと思います。強大な新たなる敵、敵の中枢の謎解き、新人類の萌芽。キーワードだけ抜くとなるほど指摘どおり『アギト』に似てる感じもありますが、個人的には『クウガ』のラストあたりの立ち位置(まあアギト完全には見てなかったんですけど)、それにやはり石ノ森漫画の流れであるというイメージが強かったですね。『イナズマン』とか『ギターを持った少年』とか『リュウの道』とか『サイボーグ009』の一部とか(神編の中身はこれとは違うと思いますが、近いものはある)。


 ただ、神がどうたらとか新人類対旧人類なんてネタは『スラン』や『神狩り』の昔からあることで、ライトノベルファンが『ブギーポップ』の統和機構の個性とショッカーの個性は少なくとも作品の上では違うという点に気付かないとしても、それらの小説とこの小説には決定的な違いがあります。

 軸が「仮面ライダー」本郷猛であること。彼が戦うことによって希望を見いだすことができる者がいること。ある種、戦闘では揺るぎないヒーローであること。彼がいる限り、この小説は『仮面ライダー』の物語から外れることはなく、世界がどうなろうと彼に守られるひとが、彼と共にいる仲間が彼の周りからいなくなることはないだろうこと。
 ある意味『仮面ライダー』だからこそこの作品を愛するファンがいるし、和智さんの本郷猛、ハヤトだからこそ、涙流すファンがここにいます。これがもしスパイダーマンだったら、本郷でなく風見志郎だったら、そこまで思ったかわかりません──ああええと、ストロンガーの城茂とかクウガの五代雄介なら見てみたかったかな。というか最終話でもし本郷の後輩にあたるヤツがくるとしたらこの二人のようなメンタリティの人間しかありえんだろうと思っていたもので。
 あと、第三部ではきっと<九番>の名前が結城丈二だったりすると思ってたので、実に残念です(笑)

 正直、最終話は1973ではなく、1976でも良かった気がします。いえ途中を書くという意味でなく、それくらい時が空いてていてその間にも壮絶な戦闘を経験してたという意味で。本郷の脳の異変は、第一部の蜘蛛男との戦闘から能力として既に予兆があったので驚きませんでしたが、やはりここらは戦闘シーン、しかもより強そうな敵でないと実感わかないし。第三部本編以前の戦いが蠍男らとの戦闘一回分じゃもったいないです。


 最後に現代の場面が来るのは想定してましたが、二人称になってたのには参りました。個人的には絶対中身は本郷猛だと信じてますが、あれは中身が誰かという問題じゃないですよね。読者たちのことも指して、誰もがライダーである(別に改造人間とか戦士とかという意味でなく)、なれるということを指してると解釈し、これまた涙出そうになりました。第三部でも心に刻まれる言葉が多く、これもこの作品の味となってると思います。いやほんとに。

 いくら書いても足りそうに無いので、また自分のブログに書いてみます。どうもありがとうございました。
by やずみ (2009-02-22 04:44) 

wachim

やずみ様

たくさん感想を書いて頂いたので、こちらもなにからお返事すればよいのか迷うところ。

まず、ボリュームについてですが、確かに印象としては短い感じはしますね。それについてはまわりの人からも言われました。
ご存じのように原稿の物理的枚数では「1973」がいちばん長いのですが、お話のボリュームからすると「1972」あたりの方が多いような気がします。
これはひとつ、明確な理由があって……ここ数年で自分の作風に明確な変化があって、以前よりも描写が少々ねちっこくなっていて、たとえば前は300枚で収まっていたところが、同じプロットで書いても400枚くらいになってしまう……という感じです。
あと、合本になることは当然、当初から予定のうちだったので、○○○枚までしか書いちゃダメとは言われていなかったのですが、なんにせよ相場というものもありますし、途中から枚数について少しでも抑えないと、という頭になっていました。自主規制はしてしまいました。

それから……
書いている途中、真ん中くらいにDチームとの戦闘をもうひとつくらいかませるかとも考えたのですが、予想外に、さくらたちのシーン(さくらと真理子たちが出会うシークエンス)が膨れてしまったので、そちらは入れないことにしました。自主規制ですね(笑)……すいません。書き上げてみると、さくらたちの部分はこれくらいで適正だと思うのですが、プロット段階ではもっとあっさりでもいいと判断していたんですね。

物語そのものについては、もうやりきった気持ちでいるのですが、戦闘シーンについてはアイデアは持っていたものの、組み込めなかったものがあって、心残りはあります。
たとえば、本格的な水中戦とか。これまぁ、うまいことリアリティをもって描けるか自信がなかったので却下しました。あと、せっかく仮面ライダーなので、バイクと連動させた戦闘なんかももっと描きたかったのですが、いざやろうとすると、これも漫画的なおもしろさとリアリティの兼ね合いがあって難しいですね……ラストでヘリから降らせたのが、せめてもの……というところです。


by wachim (2009-02-22 20:39) 

mumei7C

楽しみました。

<デストロン>チームは手持ち重機かァとか、やっぱりストロンガーまでが区切りだよなァとか、流れ星に願いは009でしょう最初に天使出てるしとか、超能力者の集団はイナズマンかとか、超能力集団少年ライダー隊ねとか。まぁ、頭のなかで連想が次々と浮かんで、展開を追って物語を楽しむのとは別の脳細胞も同時に活動していたようです。

<彼>と本郷猛の件は、村上氏の「エルサレム賞」受賞時のスピーチが浮かびました。守るのは「命」。暗くそびえ立つ巨大な「悪」に向かう。ぶれない正義の覚悟が「仮面ライダー」の本質です。

三部作は「起承転結」の「起承転」。「転」だけに、前2作とは感触が違いました。それはそれで良かったのですが。2009年。が「結」の印象を持ってしまって、数頁では寂しい感じが...。36年間を自己妄想で埋めれば良いだけなんですけどね。

勝手に書かせていただきましたが、とにかく、孤高の正義「仮面ライダー」。(色々な)原点回帰へのアイテムです。ありがとうございました。再読すればまた何度も楽しめることでしょう。

最後に余計ですが、「<将軍>!何しに出てきたんだ」...失礼しました。


by mumei7C (2009-02-22 22:06) 

やずみ

 お返事、ありがとうございます。

 短いと書きましたが、少し訂正させていただきます。量はあるけれど、あっと言う間に読むほど没入できました。作風に関しては、なるほどと思いましたが、特にそうねちっこいほどとは思いませんでした。第一部より長いのは、シーンが増えたからだという感じで。第二部もそうですが、第三部はより構成が複雑になってますし、始まりである第一部がシンプルになるのは当然ですからね。

 けれど主題に従っていえば、展開が性急に過ぎた感もあります。
 個人的な見解ですがたとえばの話、これがTVシリーズだとすると、大雑把に第一部が3~4話分くらい、第二部は4~5話くらい、第三部はせいぜい4話分ないくらいという感じでしょうか。いえ忠実に再現するなら第三部は1章分が1話分だろうし、第二部はもっと少ないかも。
 いずれにせよ1クール相当ですが、読み終えた感想は、全26話以上のうちの序盤中盤終盤から本郷の転機になる重要なエピソードを丸ごと切り取ったイメージです。つまりジワジワとくる変化がなくて、一気に変化が起こってる感じがするんですよね。本郷に限って言えば。

 本来本郷が揺るぎないものとなって第二部で仲間も出来て、本郷の変化以外を主体として話ができそうなところが第三部冒頭の戦闘やそのあとの地下道行くまでに集約されているため、そこで既に起こっている脳の変化による異常が早すぎる気になるのかも。


>mumei7cさん

 初めまして。
 三部作ですから、「起承転結」でなく「序破急」のほうが当てはまります……ああ本郷の有り様について文字通りに解釈すると、内容に物凄くあってる(笑)。ここまで間にもう一本欲しいと書いてきたのに否定されてしまうなぁ。
 「起承転結」を三部作に当てはめるなら、第三部が大抵「転結」に当たります(無論違うことも)。この本の場合「転」は第三部の第一章から籠城戦までで「結」は青森での戦い……でいいんですかね?
by やずみ (2009-02-23 05:08) 

wachim

mumei7c様
やずみ様

全体の構成ということで話題が被るので、おふたりに向けたレスということでご容赦ください。

「起承転結」であれ「序破急」であれ、それはどちらでも構わないと思うんですが(笑)。「1973」が全体として焦り気味……とは自分では言いにくいですが(笑)、いろいろ刈り込んでいることは事実ですね。
「1973」冒頭の廃鉱山での戦いをクライマックスに置いた中編が、「1972」の後にあっても罰は当たらなかったかもしれません。ま、それが難しかったので、実際の形にあるような、いわゆるアヴァン的な処理で、その前のことはいろいろ想像してください、という形になったのですが……
ちなみに今回の出版企画の最初の頃、合本ではなくて分冊……といいますか、本来の形で「1971」で一冊、「1972」で一冊というような案もあり、その際は以前購入していただいた方へのお礼? お詫び? 言い訳? として、それぞれに短い書き下ろしストーリーを入れることも想定していました。そうなっていたら、「1973」もまた違う形の物語になっていたかもしれません。

by wachim (2009-02-23 15:45) 

やずみ

 何か色々と今更のようなことを書いて申し訳ありません。完結した物語は素晴らしいといいつつ、他にもこうであったらなどということを書いても詮ないことでした。

 素晴らしい作品をありがとうございました。これからも時折読み返し、なにかの力になることでしょう。リアルタイムで見ていたファンとしては本郷猛といえば藤岡弘、というのはヴィジュアルとしては当然ですが、キャラクターとしての本郷猛はこちら以外思い浮かばなくなりました。これからもできればまたこういった誰かの力になるヒーローを描いていただきたく思います(とりあえず積んでたダークヒーローっぽい『真っ黒焦げの凶暴なウサギ』読みます)。
by やずみ (2009-02-23 18:02) 

通りすがりの石森ファン

読後、矢も盾もたまらず、某ネット本屋さんのレビューに(初めて)書き込んでしまいましたです。
駄文も省みず、誰かに訴えたくなるパワーが、この小説にはありますね。拙文を別にして、熱くて的確なレビューが、もう既に並んじゃってて蛇足だったかな、と冷や汗をかいてるところです。

それにしても、この和智先生版ライダーに、もう会えないのかと思うとツライ!
きれいに着地してるので、続編が無理なら、サブキャラを主役にした外伝ストーリー希望!(個人的には美代子さんがいいっ!)
ついでに実写でもアニメでも映像化希望!
by 通りすがりの石森ファン (2009-02-23 20:09) 

wachim

やずみ様へ
「ウサギ」は「ライダー」と同じヒーロー小説ではあるのですが、同時にまったく逆のベクトルを持っています。癖が強い作品ですが、「ライダー」では描けない部分を凝縮したものでもありまして……「忠臣蔵」と「四谷怪談」のように表裏一体のものと、自分では認識しています。読了されましたら、是非、感想をお聞かせください。

通りすがりの石森ファン様へ
他のエントリにも書いたのですが、絶対に続きが書けないように終わらせたのは自分のくせに、いざ終わるとやはり淋しいものです(笑)。
現実にできるかどうかはともかく、外伝のような話は夢が広がっていいですね。〈大使〉が一冊丸々愚痴ってるみたいな話ならすぐに書けそうですけど……(笑)
by wachim (2009-02-24 17:46) 

ジャック振動

こんばんは。
14日に購入してすぐに読みました。
基本的にはとても満足しました。
何より完結させてくれて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

私は特撮ファン(特にゴジラ、ウルトラ、ライダー)のつもりなのですが、1980年生まれなのでリアルタイムの初代ライダー世代ではありません。
小学生のころに初代仮面ライダーの再放送を見ていました。
ただ、ウルトラマンにせよ仮面ライダーにせよ、「子供番組」であるかぎり、どうしても子供番組的な描写は避けて通れないことは、やむをえないことだとは理解しながら僕にとっては不満でした。

大学生のときにレンタルで仮面ライダー全話視聴を試みましたが、旧1号編のあとは、視聴するのが厳しくて断念してしまいました。

昭和ライダーの大半は(製作者の方々には大変失礼なのですが)物語が子供向きすぎて楽しめない、平成ライダーはほとんど見ているのですが、なんだか仮面ライダーとして見ると違和感が禁じえない(平成ライダーがちゃんと石ノ森イズムを盛り込んで作ってるのはわかっているつもりですが・・・)。
自分が好きな仮面ライダーは、
旧1号、ZO、クウガ、石ノ森先生の原作、それと先生の小説です。

最近はスパイダーマンやバットマンなど、アメコミヒーローの映画で大人の鑑賞に堪えるものが次々と発表されてヒットしていますが、ヒーローの設定の本質をきちんと精査して、それに適した現代風の物語、しかも魅力的な物語を描いているからだと思います。

それを仮面ライダーで成し遂げたのが、和智先生の小説だと思っています。

石ノ森先生は生前、「本来、ライダーは1号だけだと思っている」とか、「子供番組という範疇で、どれだけメッセージが伝えられたか……」というような言を残しておられますが、きっと和智先生の小説を読んだらとても喜んだと思います。

どのような結末になるのかと思っていましたが、
これもとても石ノ森原作らしい、壮大なラストで感動しました。


いくつか「流星」の不満な点を一応書いておきます。(本当に些細なことなんですけど・・・)
・本に仮面ライダーのイラストが1つもない(やっぱりほしい)
・最後に戦うアポロと前半からもう少し絡ませてほしかった(「希望」のモスキートみたいになってしまうのですが)。なんとなく唐突な印象。
・先生も言っておられますが、全体的に盛り込みすぎ、詰め込みすぎな印象。スーツの話とかは個人的には不要でした。先生がこの掲示板で書いているように、あの部分を読んだときに「まさか次々と着替える気じゃ・・・」と自分も思ったのですが、そうでなくてよかったと思います。この小説の仮面ライダーは、やはり1号の姿でいてほしかったので。


いくつか失礼なことも書いてしまいましたが、この小説に出会えて、仮面ライダーファンでいて本当によかったと思っています。
本当にありがとうございます。


続編は無理としても、バットマンのゴッサムナイトみたいな感じで、この小説の公式外伝集みたいなものがあったら読んでみたいですね。


by ジャック振動 (2009-02-24 22:06) 

ジャック振動

すいません・・・書き忘れたことが・・・。

僕が先生のライダー小説で最もすばらしいと感じることは、
何が正しくて何が間違っているかわからなくて、
安易に正義が描きづらい現代で、
「それでも強い心を持って弱きを守るのは正しいに決まっているじゃねえか!」
と叫んでいるところです。

ではでは、失礼しました。
by ジャック振動 (2009-02-24 22:17) 

yaskazu

ようやく読了しました。
本来文字の並んでる本は苦手な私が、投げ出す事なく読み終える事が出来たのは、この本がそれだ人を引込む魅力に溢れていたからです。
読んでて楽しかった!、楽しい時間をどうもありがとうございました!、面白かったです!!

私が色々思った事や感じた事は、他の皆様が仰ってる事や和智先生のレスで、概ね語り尽くされてると思うし、ほぼ同意なので、個人的なツボだった事。

最終決戦に向かう前、本郷が「おやじさん」って呼んだところ、あそこがもうホントに胸が熱くなりました。
あの一連のシーンで、本郷、おやっさん、滝たちの絆が、自分らがよく知ってる“あの3人のもの”になった気がして、なにか感慨深いものがありました。
「流星」編で一番好きなシーンです、私にとっては。

それと、やはり“大使”は最高ですね、もう大好き!
1971〜1973通して、このシリーズのもうひとりの主役は多分“大使”なんじゃないかと。
きっと、あの後もショッカーの日本市部には元帥だったりゼネラルだったりの幹部が来て、その度に大使はいいように扱われて文句タラタラ、でも本当はこの人が一番ショッカーに対する忠誠を裏切らない・・・
そんな事を想像してしまいました(^^)

エピローグに対する想いは色々ありますが、それはもう自分の胸に留めておく事にします。
ただ、あの最新型の強化服の間には絶対空中滑空用はあったに違いないと思ったり(^^;

なんだか纏まりないものになりましたが、最後にひとつ。
百合子の力=手を触れずに相手を跳ばす・・・って、これ“電波投げ”って事でいいのでしょうか?(^^;
by yaskazu (2009-02-25 00:45) 

やずみ

 しまったぁ! うう、一生の不覚。

 岬ユリ子→美崎百合子

 かっ。
 いや字面に惑わされて全く気がつきませんでした。ええと言い訳すると、美崎ってのは少なくとも地元じゃ岬とイントネーション違うので……あと友人(男)の名前なので余計に惑わされたかも。

 そうすると他の女の子たちも元ネタあるんでしょうか。ちょっと思いつかないのですが……。
 ああしかしブログで感想全部書く前で良かった。yaskazuさん、ありがとうございます。

>和智様

 『ウサギ』まだヒロイン(二人?)が出てきたところです。
by やずみ (2009-02-25 02:20) 

wachim

ジャック振動様

こんにちは。

>「それでも強い心を持って弱きを守るのは正しいに決まっているじゃねえか!」

いやー、他に言うこともないというか(笑)。ただ、お互い大人なので、それを確認するためにはやはり、それ相応の長さの物語を経る必要があるわけですね。

それから。
僕はテレビの「仮面ライダー」直撃世代なので、人気が沸騰した2号編、新1号編も大好きなんですね。
確かに、たとえば今の平成ライダーを経た目で見ると、同じドラマの範疇として捉えるのは少々難しいところもあると思います。
ただ、僕はお話としても、2号編の前半はすごく好きなんですよ。
急遽、一文字隼人として起用された佐々木剛氏が多忙だったための苦肉の策なんですが、隼人の出番が基本、少ないんですね、この時期。主人公不在の分、滝や藤兵衛、それからライダーガールズがわいわい言いながら事件を追いかけて、肝心なところになると隼人が出てくると。
僕は基本、東映のアクションものが好きなので、その「みんなでわいわい」のあたりに、子供版「キイハンター」みたいな匂いを嗅いでいたのかもしれません。
「流星1973」もアンチショッカー同盟からの逃亡以降のくだりは、(ベクトルは逆って感じもしますが)そのあたりの雰囲気があってのことです。
by wachim (2009-02-25 03:32) 

wachim

yaskazu様

>百合子の力=手を触れずに相手を跳ばす・・・って、これ“電波投げ”って事でいいのでしょうか?(^^;

あー、ようやく言ってくれた人がいた(笑)
そうですね。電波投げのような、ウルトラサイクロンのような、とお考え頂ければ。百合子の「跳躍」能力は自分が飛ぶ能力としてまず顕現しますが、最後のこの「跳ばす」能力から逆算したものです。

by wachim (2009-02-25 03:35) 

wachim

やずみ様

>そうすると他の女の子たちも元ネタあるんでしょうか。ちょっと思いつかないのですが……。

 他の子たちも全員、「ストロンガー」までのヒロイン、ライダーガールズの皆さんから名前をお借りしました。
「百合子」と同じく、基本、漢字表記の変更なのですが、「子」をつけたり抜いたりしてます。「マリ」→「真理子」とか。
 さすがに全員は描けず、名前だけ登場でごめんなさい、という方々が半分くらいですが、できる限り、テレビ版の特徴は拾っています。最年少とか、占いが得意だから未来予知能力とか、双子とか。ぜんぶ書いちゃうのもなんなんで、機会があったら調べてみてください。
 ちなみに完全にオリジナルというか、名前の改変に関連性がないのは「さくら」だけです。彼女については当初よりも重要度が増してしまい、元のキャラクターのイメージとだいぶ離れてしまったので、オリジナルのキャラクター扱いとしました。あと、もうひとり、テレビ版ではとても活躍したのに、出てないライダーガールズがひとりいます。これはものすごく単純な理由故です。
by wachim (2009-02-25 03:41) 

SGA屋伍一

読了しました
今回もとても素晴らしかったです
ありがとうございました。そして執筆お疲れ様でした

ただ、読者としてわがままをひとつ言わせてもらえるなら



オレは、まだ読み足りない!(笑)


先のエントリーで「限界」、と先生はおっしゃられてましたが、作中の本郷猛のように限界超えられないものでしょうか。っていうか限界の範疇でも全然かまいません。十分鋭気を養われたあとで、このように思っている者がいる、ということを思い出していただければ幸いです・・・・ 

読みたいなあ。幻の「1974ー1976」。そして・・・
by SGA屋伍一 (2009-02-25 16:28) 

yaskazu

>やずみ様
なにやらお役に立てたようで、光栄です(笑)

>和智先生
あ、やっぱり逆算してたんですか?(そうかも、とは感じましたが)

大活躍したのに出ていない方、もしかして“名前が被っちゃう”って事ですか?(^^;

あと、さくらの元のキャラって、もしかしてルリ子さんの親友で、石ノ森原作版では“ちょっとあんまり”な扱いだった、彼女でしょうか?
いや、邪推であるならば申し訳ありません(^^;
by yaskazu (2009-02-25 23:59) 

wachim

SGA屋伍一様
今回、完結編が上梓できたことも含め、自分の気持ちや考えだけではない、時の運といいますか流れ、といいますか、そうしたものもあると思うんですね。そうしたものがうまい形で噛み合えば、なにかまた次のことがあるかもしれません。ちなみに現状では本当になにも予定はないんです、すいません。

yaskazu様
全部、正解です。
by wachim (2009-02-26 01:18) 

DT

はじめまして
筆者の方にこういう事をお聞きするのも無粋かとは思うのですが
怪人の元ネタでいくつか解らなかったものが

蛇男+マシンガン>マシンガンスネーク
象亀男+滑空砲>カメバズーカ
蠍男+槍>?
蜥蜴男+ギロチン>ノコギリトカゲ&ギロチンザウルス?
毒蜘蛛男+刀>ドクバリグモ?
モグラ男+ドリル>ドリルモグラ
サイ男>サイタンク

一応デストロン怪人縛りで調べたのですが
大蟻男はスカイライダーのアリコマンドというか
戦闘員全般のイメージでしょうか

テラーマシン・カンガルー>奇械人ガンガル
が一番傑作でした(笑)
by DT (2009-02-26 23:11) 

wachim

DT様へ

はじめまして。

まず、お答えを。
蠍男と毒蜘蛛男とサイ男が小説オリジナルになります。

そもそも今回のDチームは当然、元ネタはデストロン怪人なのですが、当初から「メカとの合成怪人」というのは小説の世界観とはそぐわないので、「武器を持った強力改造人間」というふうに考えていました。
基本、旧一号編の怪人に武器を持たせたかったのですが、いちど出しているものはやめようということで、まず、未登場の蠍男さんをピックアップ。彼がリーダーなのはそういうわけです。
蠍男という素体の案がまずあって、武器はなんにしようかと考えて、蠍の尻尾のイメージから槍にしました。
偶然の結果ですが、無敵の仮面ライダーにけなげに挑む様子が、ドンキ・ホーテというか、遅れてきた騎士のようなイメージになってよかったと思っています。

さて。途中から、旧一号編の怪人ではまかなえないから、やはりデストロン怪人で使いやすいものはそのまま使った方がいいかなと思うようになり、怪人図鑑と睨めっこして、
・カメバズーカ
・マシンガンスネーク
・ギロチンザウルス
をピックアップ。
ただ、上で書いたように「旧一号編の怪人に武器を持たせたかった」ということでいうと、ギロチンザウルスはトカゲロン+鉈でもありますね。

話をすると長くなるのですが、テレビのデストロン怪人はデザイン的には最高なのですが、やはり、小説の世界観に入れようとすると少々苦しいものが多いわけです。
火炎放射が武器なのだから、素直にイカファイヤーにしとけよとも思うのですが、「イカって強いのか?」と素直な疑問もあり(笑)、サイのような単独で見て戦闘力のありそうなモチーフと組み合わせました。今回の毒蜘蛛男もドクバリグモが基本イメージですが、注射器だと殺陣が作れないので……日本刀に持ち替えていただいた次第です。
小説オリジナルのDチーム誕生の経緯はそういう感じです。

大蟻男については、「1972」でミミズ男を戦闘員にしたので、それとは別の兵隊っぽいヤツはいないか、ということで、あまり考えず決めてしまいました。「アリコマンド」のことも「アントロード」のこともまったく忘れていました……

それから「ガンガル」ですけど、僕の中では「忘れられない第一話怪人」のひとりなんで。だって、最初の怪人がカンガルーって、それ、どうしたら思いつけるのかと。いや、本気で感心しているんですよ。
by wachim (2009-02-27 00:23) 

忍者猫

お邪魔します。
すみません、読んで終わって最初に思ったのは、
『ゲルショッカーとデストロンはスルーなんだ』
でした。
最近愛読しているのが、某魂なものですみません。

後、美崎百合子さんはストロンガーの相方ではないのですか?
てっきり彼女だと思ってましたが。
でも一番読んで惚れたのは、『弐番』滝和也です。
by 忍者猫 (2009-02-27 00:51) 

wachim

忍者猫様へ

>『ゲルショッカーとデストロンはスルーなんだ』
でした。
いえいえ、スルーしていませんよ(笑)
確かに「組織」としてのことを言われているなら、どちらもそうなのですが……。GODもショッカーの一機関として扱えば、そちらとの釣り合いもとれていたのですが、役割が大きくなったので別組織として描写することになりました。
美崎百合子については、上の方のコメントでも書いたようにストロンガーの相方……が、モデルです。
by wachim (2009-02-27 02:30) 

肉男

読みました!!
大望の1973を読めて感激しております
テレビシリーズや原作以上に、先生の仮面ライダーは
僕の愛する本郷猛でした!!!!

今作は、ライダーシリーズや石ノ森作品の小ネタが
満載で、熱く、格好良く、
それでいて、完全新作なんだけど
そこに描かれているのは、誰もが知る仮面ライダー
誰もが知る本郷猛と言う
ライダーファンなら打ち震えずにはいられない内容に
是非全人類に読ませたい
ゆくゆくは小中学校の、国語の教科書に載せたい
子供の情操教育には、これしかないと感じました!!

戦いの度に、本郷の脳が適応を増していて
ルリ子さんが「人間でいられるのですか?」と言うあたりは
何か、仮面ライダークウガを思い出しました!!

感涙しました!!

ところで、藤岡弘、さんは
この作品は読まれたのでしょうか?
「癖の強い髪の毛に意志の強そうな眉。
その下には人懐こそうな大きな目。」
きっと、喜ばれるだろうなぁ~と思いました!!

この本を読むと、ニヤニヤしたり涙が出たり
感情が止まりません!!
最強です!!!!!!
by 肉男 (2009-02-27 10:44) 

wachim

肉男様へ

返信が遅くなって失礼しました。ご感想ありがとうございます。

藤岡さんは「1971」執筆後にお会いしました。
出版記念で新宿のロフトプラスワンというライブスペースでイベントをやることになり、藤岡さんにもご出演を(ダメ元で)お願いしました。スケジュールの都合で無理だったのですが、小説を読まれて気に入られたそうで(!)、ビデオメッセージなら、ということで、その収録につき合い、事務所兼ご自宅にお邪魔しました。
今回の「仮面ライダー1971-1973」もお送りしているのですが……どうなんでしょう? 読んで頂ければ嬉しいのですが。

by wachim (2009-02-28 19:00) 

dp-l3

2度目の読了しました。

マガジンの方から買いそろえておりましたので、正直ダブルのはどうかな、(しかもイラスト無し)とは思いましたが、まずは買って大満足です。

先の書き込みを見て、「芽」とライダーガールズの関係までは気がつかなかったです。精進が足りん。

「流星」にはアギトのイメージが強い、というのは自分も感じました。細かい話ですが、ブラックRXをいれると、アギトは13号ライダーなんですよね。しかも、ベルトも3連(ただし、アギトは輝石)だし。ヘリからの降下といい、誰のいれ知恵だか。

あれでもう少しその後の描写があれば、宇宙刑事シャリバンのノリも見て取れますね。

まあ、何はともあれ、久方ぶりの和智版ライダー、堪能いたしました。
by dp-l3 (2009-03-01 22:05) 

ねこぞう

ところで先生

飛行試験型「八式」
四式と五式の後継機極限空間戦闘用「九式」
潜入破壊工作用「拾式」
の3つは他の基地で志度博士のグループ
が開発中であったという理解でよろしいでしょうか?
嫌いですか?
by ねこぞう (2009-03-01 23:36) 

DT

>ブラックRXをいれると、アギトは13号ライダーなんですよね

真、ZO、Jの立場は・・・

まあサイクロン13と3連タイフーンに何か元ネタがあるのか?
は気になるところなんですが
by DT (2009-03-01 23:37) 

wachim

dp-l3様 ねこぞう様 DT様

他のところでも質問されましたので、まず、
・三連タイフーン
・サイクロン13

これはどちらも特に元ネタはないんです。
時間が経ってライダーもマシンもバージョンアップしているとことを伝えたかった~けれど、エピローグなので、文字数というよりは雰囲気的に細かな描写は入れたくない~そこで言葉というか名前だけで伝わるようにしたかった~という感じです。
タイフーンにしても時間が経っててシステムは洗練されてるんだろうから、数が増えてるのは本当はおかしいんですけど(笑)。
V3のダブルタイフーンが二連装、ライダーマンのバックルが(いつの間にできた設定かよく知らないんですけど)四連装なので、間をとって三連にしました。アギトのベルトが(風車じゃないですけど)三連だと思い出したのはずいぶん後のことです。ただ、イメージとしてはアギトのあれみたいに綺麗に並んでいるのではなく、スコープドッグのカメラみたいに大中小が適当に並んでいる形を想定していました。洗練されていない感じですが、2009バージョンのスーツの開発中とかじゃないんですかね? ですかね?って自分で言うのもアレですが。すいません。

サイクロン13も、もう「13」という単語の響きだけです。
後づけですが、約40年なので、実際の車(バイクはもう元気がなくてそんなに頻繁じゃないんですが)の開発サイクルを考えると、3年にいちどの機種変更というのはちょうどいいかな、とも思いました。
>dp-l3様
ちなみにサイクロン13のヘリ投下は元ネタあり、です。
数年前になりますが、僕がシリーズ構成をやっていた北米向けのアニメ(日本では未放送)の「GI JOE SIGMA6」という作品がありまして、それにヘリからケージに入ったバイクを投下するネタがありまして……なんでそんなの引っ張ってくんだ……詳しくは「ドラゴンホーク GIジョー」で検索してみてください。
自作からの引っ張りはともかく、「流星」がタイトルなので、どうしてもライダーを空から落としたかった。それだけです。

>ねこぞう様
読者の皆さんが考えられたことは、全部、アリ、です。
「流星」は東京の地下が舞台ということもあり、エピローグでは混雑している地上を避けて、ライダーが専用の地下鉄で移動して……ってバージョンもちょっと考えてしまた(笑)。


by wachim (2009-03-02 07:48) 

忍者猫

すいません、他の方のコメントを読み込まずに書き込みましたので、失礼しました。
さて、滝隊の皆さんは、後輩ライダーとSPIRITS隊どちらのイメージなんでしょう? 何か八号九号当りは、SPIRITS隊と混じってても可笑しくない気がするんですが?
by 忍者猫 (2009-03-02 21:25) 

やずみ

>ドラゴンホーク

 検索してみました。おお、カッコいい。なるほどこういうコンテナで降下……ハズブロのトイ、サイズが小さすぎて合いそうなライダーフィギュアが考えつかないなぁ。匠魂とかでも大きそう。
 てかそもそもこんなヘリでは東京上空ではカモフラできませんね。通常飛んでるときにあまりに目立つ。

>三連タイフーン

 なるほど。私もどういう形がいいのか想像してたんですが、サイズはほぼ同じで三角か逆三角かほぼ横並びのどれかと思ってました。三角で大中小かぁ……改造難しいかな。
 多段も燃えるんですが、個人的には二つまでがバランスいいかなー。または背中側の左右斜めにもう二つ付けるとか。

>『真っ黒焦げの凶暴なウサギ』

 読了しました。ネタバレなので上手く言えませんが、なるほど本筋というか主人公に『仮面ライダー』と近しいものがあります。『ジュピター』よりは。
 設定が違うせいもあり本郷とはまるで違う主人公のようで、ウサギの力もライダーとは違いますが、主人公の決意は本郷のそれの前段階のような気がします。人格が違うので本郷にはなれないけど、どこか通じる優しさからの強さが似てる。でも本郷の「強さ」はまだ無いしこれからも身につかないかもしれない。敵もヒロインもまだこれから。二学期が楽しみです。
 あ、月のうさぎの話は漫画好きなら『ブッダ』で絶対知ってる話ですが、調べたところ、そもそも○○の化身だったというのがうさぎだったり聖者だったり、化身もアレだったりコレだったり違う話が色々あったんですね。ただの元ネタでオチには直結してないと思うのですが、想像が膨らみますね。
by やずみ (2009-03-03 01:10) 

wachim

忍者猫様
いやー、申し訳ない。
滝の部下たち、〈同盟〉のコマンドについては他とのバランスで、敢えてキャラクターは立たせない方針で書いたので、なにがイメージということはないんですよ。
○番、というふうにコードネームだけで通したのも、そういう理由なんです。ちなみに「1971」段階では〈弐番〉はあくまでも〈弐番〉で、滝とは考えていませんでした。その頃、ある人から「〈弐番〉て滝ですよね?」と聞かれて、「あはは、そんなわけないじゃないですか」と答えた直後に「1972」ですかさず裏切ってしまいました……
by wachim (2009-03-03 21:36) 

wachim

やずみ様

ドラゴンホーク自体は超巨大オモチャで、持ち主の僕も始末に困っているのですが、付属のバイクに乗っているキャラ(スネークアイズ)は確かにかなり小さいです。
敢えて近い大きさのものを言うと、十年くらい前にプライスで出ていたサイクロンと一緒になったライダー(他にもキカイダー&サイドマシン、アカレンジャー&レッドスターなんかが一緒に出ていたシリーズです)が近いかと。

タイフーンの件
元が昆虫の気門ですから、腹のところだけではなく、胸にかけてずらっと並んでるのもありですよね。キモくて僕は嫌ですが(笑)。
それから「ウサギ」を読んで頂いてありがとうございました。
月とウサギの話は仏教説話がいちばん有名なのですが、同様の話が古来から世界各地にあるようです。元になる話が伝播したものなのか、同時多発的に生まれたものなのか、そこまではわからなかったのですが……突き詰めて調べたら面白い話だと思っています。
by wachim (2009-03-03 21:45) 

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